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フランスの旅 ~その5~ [旅行(フランス)]

シュノンソー城からパリにもどり、翌日はパリから南東方向にバスで2時間。
本日は、セーヌ・エ・マヌル県にある
『フォンテーヌブロー宮殿《Palais de Fontainebleau》』の観光です。

ここは、フランスでもっとも大きい宮殿なのだそうです。

うん、広い。
PENTAX k-rちゃんのズームレンズはあまり広角に撮れないので、
OLYMPUS μ-9000ちゃんでパチリ。

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困った時のコンデジ頼み。頼りになるなぁ…。
でもこれでも実は収まっていないのです。広かった。

こちらは建物の入り口側です。

建物の向こう側には広~い中庭があり
宮殿は中庭を取り囲むように建っています。
残念ながら中庭に出ることはできませんでしたが…。

昨日のシュノンソー城は、王のお客様をもてなすのに使ったり、
遊びに行ったときにちょっと立ち寄って休憩するような、
本宅ではなく別荘とか別館のようなものだったらしいです。
アンリⅡ世はお妾さんにプレゼントしちゃいましたしね。
でもこちらは宮殿ですから、本宅です。王のお住まいです。

フランソワⅠ世の、サラマンダーの紋章もありました。

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宮殿の中には礼拝堂もありました。
礼拝堂は吹き抜けになっていて、
王や王妃は、2階のバルコニーから礼拝していたそうです。

バルコニーから礼拝堂を見るとこんな感じ。

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モンサンミッシェルでは王族より修道士が上でしたが、
ここでは司教より王族が上ですね。
宮殿ですから、あたりまえか。

フォンテーヌブロー宮殿は、とっても豪華絢爛。

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至るところにレリーフや絵画や美術品が置かれています。

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大きくて綺麗な陶器もありました。

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こちらは、木製のチェストのようなものに、金で装飾されています。

110516-08.JPG

そしてこちらは、上の写真と対になっているそうで、
上の写真の金の装飾の、くりぬいた部分が貼られているのだそうです。

110516-09.JPG


こんな可愛らしい絵もありました。

110516-10.JPG

赤ちゃんがイルカに乗っています。

この絵はルイ14世と王妃の間に生まれた長男で、唯一成人した子供です。
王太子のことをドーファン(Dauphin=イルカ)というのだそうです。
結局彼は即位することなく亡くなったそうですが。


そしてそして、ここにもありました。
『H』と『C』と『D』の紋章。

110516-11.JPG

天井にしっかり刻まれていました。
アンリⅡ世が子供の頃から宮殿に出入りしていた方とはいえ、
これじゃあ本妻のカトリーヌもいい気分はしませんねぇ…。


フランス革命の後、フォンテーヌブロー宮殿はナポレオンが使っていたそうです。
これがナポレオンのイス。

110516-13.JPG

蜂はナポレオン、薔薇は妃のジョゼフィーヌのシンボルだそうです。


宮殿の外にでてみると、大きな池がありました。
池にはこのご家族。

110516-12.JPG

こんな間近で白鳥を見たのは初めてですが…
白鳥って、大きいんですね。


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実はワタクシ、世界史のお勉強をしたことがなくて。
しかも、旅行に備えて予習などもまったくしておらず。

添乗員さんやガイドさんが、現地で説明してくれたことを
思い起こしながらチマチマ書いております。

このあと、ヴェルサイユ宮殿、ルーヴル美術館、パリ市内と続くのですが
そろそろ記憶力の限界が…。

ヴェルサイユとルーヴルに至っては、
綺麗な写真と解説のついたガイドブックを買ってきちゃったので
安心して記憶も抜けているモヨウ。

果たしてどこまで書けることやら。
…あぁ、メモしておくんだった…[ふらふら]
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コメント 12

norori*

フォンテーヌブロー宮殿もまた素敵ですねぇ(´ω`*)
イチデジとコンデジと両方持ってってたとは!!
本当、使いこなしてますねぇ~♡
どのお写真もすっごく綺麗で感心です(人´З`)

ナポレオンの椅子欲しい~~~!!
あ、でも、ここは宮殿だから合うんですよねぇ(汗)

今までの解説は記憶を頼りに?Σ(-`Д´-ノ;)ノ?!
すごい~~~!!!
by norori* (2011-05-16 21:17) 

えてるにゅうぱてしぇ

フォンテーヌブロー宮殿凄い大きさですね
ここに住むなんて門入っただけで
大きさに威圧されそうです
どんだけ部屋数あるんだろう?
召使い諸々の部屋ももちろんあるんだろうけれど
年に一回も入らない部屋もありそうですね(-^〇^-)

えっ記憶を頼りに書いていたんですかΣ(゚д゚lll)
そちらも凄いです(^▽^)
by えてるにゅうぱてしぇ (2011-05-17 06:24) 

ぶう

え~、記憶が頼りなんですか?!すご~っ!
てっきり世界史とかフランス史に興味があおりなんだと思ってました(笑)
美しい装飾の数々、さすがですよねぇ~ため息が出ます~♪
by ぶう (2011-05-17 11:13) 

まりこ

いいなぁ、いいなぁ、フランス!!
ワタシ、ヨーロッパ大好きです~♪
あのいちいち豪華な装飾、なんて素敵なんでしょ~~。見るだけで圧倒されますよね。

モンサンミッシェルは、今ワタシが一番行ってみたい場所!
次はルーヴル。

さーて、お金貯めとかなくちゃな~(^_^;)
by まりこ (2011-05-17 17:49) 

mamalu

>norori*さん

いつもありがとうございます♪

はい、コンデジもしっかり持って行きました。
デジイチを持てあましたとき用に(笑)

ナポレオンの椅子、なんだか可愛らしかったです。
明るい黄緑色がまた綺麗で。

基礎知識がないので、細かい年号とか年代は
一切書いていないのでした。
全然知らないので(笑)
by mamalu (2011-05-17 20:32) 

mamalu

>えてるにゅうぱてしぇさん

いつもありがとうございます♪

広かったです~。
修復工事とか、イベントとかの関係で
一部しか見ることができなかったのですが、
それでも十分広かったです。

こんなに広かったら、入ったことのない部屋があっても
おかしくないですよね。
よく迷わずに生活できたものです…。
by mamalu (2011-05-17 20:35) 

AKI

ここまでのフランス旅行記、一気に読ませていただいて、
すっごく楽しませていただいちゃいましたー(^0^)
モンサンミッシェルはさすがの美しさだし(外観ももちろんですが、私結構内観も好きなんです。ゴシック様式の。 笑)、オムレツも美味しそう!夜景もほんとにきれいで、蚊と戦ってくださったmamaluさんに感謝です(^v^)
お告げを軽く無視したオベールさんに、堕天使さんを踏んづけてるミカエルさん(笑)解説めちゃめちゃ笑いましたー(^▽^)
それに『カトリーヌ vs ディアーヌ、なるならどっち?』(笑)これは興味津々で読んじゃいました(笑)
私も、どっちかと聞かれたらディアーヌかなーと思いました。カトリーヌは、個人的には人間味があって好きですが、その立場にはやっぱりなりたいとは思わないです。今みたいに簡単に離婚したりその立場から逃げたりできないですもんね。愛されないのにずっとその立場っていうのは、辛いですよね。
お庭のお花はどちらもきれいです(^^)でも、イメージって根強いというか、色ひとつでキャラクターを感じさせちゃいますね。
トマ・ボイエさんの奥さん設計のお城は、すごくすごく良いです!女の人が設計って、その時代あったのかなぁ。今でも女の人の設計士さんって少なそうなのに。機能的かつかわいらしくて、さすが奥さん!って感じがします(^^)戦いよりも使いやすさを優先ってところが良いですよね。ここは戦うところじゃないの!生活するところなの!って言ってそう(^^)

ゴシック様式の建物って、やっぱり天井が高いですね。豪華絢爛で、レリーフとか美術品がたくさんで、住むのは大変そう(掃除が 笑)ですが、1日中見てても飽きない気がします。
カメラ、どちらも持って行かれてたんですね~!たくさんのお写真と記憶(びっくりでした!本とかパンフレットの内容かと)、ありがとうございます!!
次も楽しみです~(^0^)
長くなっちゃってごめんなさい(^^;)
by AKI (2011-05-17 20:37) 

mamalu

>ぶうさん

いつもありがとうございます♪

全然知識がないのですよ。
だから、間違っていることを平気で書いているかも…。
ちゃんと調べればいいのですが、
まとめきれなくなりそうで。

添乗員さんとガイドさん、みなさんとっても説明が上手で、
印象に残るようにお話ししてくださったので、
そこそこ覚えていられたんですけどね。
基本的に、私の頭は短期記憶なので
そろそろ抜けてきました。
困った…。
by mamalu (2011-05-17 20:38) 

mamalu

>まりこさん

いつもありがとうございます♪

まりこさん、ヨーロッパがお好きでしたか~。
私は今回が初のヨーロッパです。

豪華絢爛過ぎて、日本と文化が違いすぎて
もうビックリです。
しかもフランスは地震がないそうで、
古い石造りの建物がたくさん残っていて
ちょっと羨ましかったです。

モンサンミッシェル、良かったですよ~!
暖かい時期に行かれるのなら、
虫よけ必須です(笑)
by mamalu (2011-05-17 20:42) 

mamalu

>AKIさん

いつもありがとうございます♪

モンサンミッシェル、良かったですよ!
修道院なので華美ではないけれど、いたるところにレリーフがあって
シンプルだけど淋しい感じではありませんでした。
石造りだし、寒い地方なので
冬の寒さは半端じゃないようですが…。

シュノンソー城は、一番アットホームというか、
暮らしやすそうなお城でした。
戦うことより生活の方が重要って、女性らしくていいですね(笑)

添乗員さんとガイドさんが話してくださったことの
ほぼ受け売りなんです。
本当に皆さんお話が上手で。
楽しく記憶に残りました。
彼女たちが歴史の先生だったら、
ちゃんとお勉強したのになぁ(笑)
by mamalu (2011-05-17 20:50) 

にゃんこ先生

いろいろ見てると、宮殿内が似てることもあって、
どれがどれだったかわからなくなりますね^_^;
写真とお話とパンフと、照らし合わせて(^^ゞ
しかし、見事な造りです☆
一日で良いから、泊まりたいです(^^)

by にゃんこ先生 (2011-05-19 01:35) 

mamalu

>にゃんこ先生さん

いつもありがとうございます♪

確かに…どれもこれもゴージャスで、
違いが分からなくなってきました。

でも、質素な修道院から、だんだん豪華になって
最後はゴージャスの最高峰ヴェルサイユだったので
いちいち驚いて、飽きずに見学で来ました(笑)
観光の順番も、よく考えてくれていたのかもしれませんね。
by mamalu (2011-05-19 18:13) 

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