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フランスの旅 ~その7~ [旅行(フランス)]

長々と続いておりますフランス旅行日記。
あと一息です。

続いては、パリに行くなら必ず1度は見ておきたいと思っていた、
『ルーヴル美術館《Louvre》』。
ガイドさんに解説していただいた観光はこれで最後です。

もうね、ルーヴルは説明不可能です。
とにかく広くて、作品が多くて、多種多彩で…。

ってことで、公式サイトを見つけちゃいましたので、作品の紹介はそちらに丸投げ。
ルーヴル美術館公式サイト

…ホントは写真がちゃんと撮れなかったのです。

ルーヴル美術館の中は、ほとんど撮影OKなのです。
ただし、フラッシュはNG。
なので、美術館の照明を頼りにコンデジで撮影を試みたのですが、
ガイドさんの説明を聞くのに必死で撮りそびれたり、
人が多すぎて撮れなかったり、ぶれたり…
写真を撮るのって難しいですねぇ。


実はルーヴルも、その昔はお城であり、王族が住む宮殿だった時代もあるそうです。
フランスのお城は、もともと敵から領地を守るための要塞として作られているのだそうです。
なので、ほとんどのお城は、敵が攻めてくることが多い川沿いに作られています。
中世時代、すでにパリは街として発展していたそうですが、
中心を流れるセーヌ川が防御の弱点とされていました。
その弱点を守るため、セーヌ川の河口近くにルーヴル城を建てたのだそうです。

その後、世の中が落ち着き、要塞としての役割は薄れ、豪華なお城として改築されたそうです。
シュノンソー城のアンリⅡ世の父、フランソワ1世の頃から、
ルイ14世がヴェルサイユ宮殿に移り住むまでの間、
100年以上かけて増改築が繰り返されたそうです。

だからルーヴル美術館の建物は
豪華で広大なんですね。


さて、ルーヴル美術館の前の通りをずっと見渡すと…

110518-01.JPG

オベリスク、その向こうに凱旋門。

振り返ると、

110518-02.JPG

また凱旋門?!

ルーヴル美術館の敷地内にも小さい凱旋門があるのです。

実は凱旋門は、パリ市内に5つあるらしいです。
でもガイドさん曰く
『シャンゼリゼ通りの凱旋門と、ルーヴル美術館の凱旋門を見れば十分ですよ。』
両方見たので十分です。満足[わーい(嬉しい顔)]

ルーヴルの凱旋門は、小さいけれど豪華で綺麗でした。
しかも、燕さんが!

110518-03.jpg

毎年巣を作りに来るそうです。

110518-04.JPG


凱旋門を抜けると正面に、

110518-05.JPG

ガラスのピラミッド!

おぉ~ルーヴル美術館に来たぞ、って感じです。

このピラミッド、下はこんなふうになっていました。

110518-06.JPG

逆さピラミッド~。


ルーヴル美術館の見学ツアーは、『My Bus(マイバス)』という
オプショナルツアーでお願いしました。

ここのガイドさんが、とにかくスゴイ!
美術の知識が豊富で説明が上手。
知らないことなんて何もないんじゃないか、っていうくらい何でも教えてくれました。
とっても熱心で親切な方で、ツアー開始前に、まず入り口前で、
今日案内してくれるところを大まかに説明。
他に見たいところや、省いてもいい所などを聞いてくれました。

ツアーの時間は3時間だったのですが、常に早歩きで次から次へと淀みなく解説。
予定の3時間をオーバーしても一生懸命説明を続けてくれて、解散は美術館の中。
一度出たら再入場できないので、
『他に見たいものがあるなら閉館まで見て行って下さい、帰る方は一緒に出ましょう。』と。

ワタクシ達は残って少し見て行ったのですが、
解散した地点からこう進んだらフェルメール、その先をこう行くとルーベンスの部屋がありますよ、
ここに戻って、こう進んだらハムラビ法典が見られますよ、などなど、
とっても分かりやすく教えてくれました。
おかげで迷子にならずに脱出できました[わーい(嬉しい顔)]

110518-07.JPG


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美術品は写真じゃ繊細さや迫力を伝えきれないなぁと思いつつ
いくつか撮ってみました。

まず、ミロのビーナス。
ガイドさんの仰せのとおりに、『ココでパチリ。』

110518-08.JPG

『左に回って見ていくと良いですよ。』とのことなので

110518-09.JPG

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110518-12.JPG

こんな感じかな?


お次は、王冠
…についているダイヤモンド。

110518-13.JPG

右の方の、赤い大きなルビーの上の、透明な菱形。

代々の王の王冠や、ナポレオンの剣に飾られていたそうです。
この大きさで、傷も曇りも汚れもひびも、一切無いのだそう。


そして、モナリザ。

110518-14.JPG
(お友達の写真を拝借)

フラッシュはダメだって言ってるのに、
あっちでもこっちでもピカピカ。大変な騒ぎでした…[がく~(落胆した顔)]

やっぱり美術品は、直に見るのが一番心に残りますね。

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コメント 10

Michy

は〜っ…ため息が出ます。
いいなぁ、フランス♡
いいなぁ、ルーブル♡
外国の美術館ってフラッシュはNGだけど、写真はOKの所が
多いですよね。
でも、生で見る迫力は名画、名作ほど違うんでしょうね。
死ぬまでに行きたいです、ルーブル(笑)。
by Michy (2011-05-19 01:16) 

norori*

素敵ですねぇ~~♡
ルーブル美術館、行ってみた~い(´ω`*)
ミロのビーナス、見ていく順番があるなんて!!
きっと言われなかったら正面と後しかお写真撮ってないだろうな、私( ̄ー ̄;
どれもこれも素敵過ぎて、素晴らしいですねぇ♡


凱旋門に燕の巣?
実は我が家にも今日から、燕さんがせっせか何かを運んで来てます;;
by norori* (2011-05-19 08:49) 

hisa

パリって「自由発祥の地」って空気がいいですよね。
住みたい街のひとつです。
by hisa (2011-05-19 09:01) 

はなたま

うおっ!フランスに旅行にいってらしたんですかっ。
いいなーーーー。すてきですねーー。
凱旋門が5つもあるなんて知りませんでした。
フランスの空気を画像越しにくんくんくん。(*^_^*)
フェルメール大好きな画家ですっ。いいなぁ。
過去記事も読ませていただきますですっ。
by はなたま (2011-05-19 11:37) 

ぶう

素晴らしいガイドさんに出会えたんですね。
美術品や景色もですけど、そういう方にめぐり合えるのも、
旅のいいところなんでしょうね、きっと(^^)
by ぶう (2011-05-19 12:08) 

mamalu

>Michyさん

いつもありがとうございます♪

そうそう、意外なくらい撮影に寛大でした。
絶対撮影禁止なのは日本だけなのかもしれませんね。
でも、あんなにバシバシフラッシュを光らせていたら
いずれ撮影禁止になっちゃうかもしれません。

やっぱり絵を写真に撮るのは難しいですね。
ルーヴルは大きな絵が多かったこともありますが
微妙な色や質感は、素人の写真ではとてもとても…。

もしご自分でルーヴルを回られることがあったら、
3日くらい必要かもしれません。
ルーヴルの構造を理解するだけでも大変です…。
by mamalu (2011-05-19 18:21) 

mamalu

>norori*さん

ホントに、ガイドさんが教えてくれなあったら
ボーっと前を通り過ぎただけだったと思います。
要所要所で、『この角度がとても素敵ですよ』とか
『ここからが撮りやすいですよ』とか教えてくれました。

norori*さんのお宅にも燕が来るんですか?
いいな~。
うちは近くを飛んでいるのを見かけますが
巣を作ってくれたことは無いんです。
来てくれたらいいのになぁ。
by mamalu (2011-05-19 18:23) 

mamalu

>hisaさん

自由だから、というのとはちょっと違うのでうすが、
フランスは、入国審査がとても簡単でした。
パスポートを係の人に渡してから、1分もしないで『OK』と。
何を聞かれるわけでもなく、ほいほい入れてくれました。

そのかわり出国が結構厳しかったです。
金属探知機が鳴る鳴る…。
なかなか出国させてもらえない人が沢山いました。
by mamalu (2011-05-19 18:29) 

mamalu

>はなたまさん

いつもありがとうございます♪

はい、おフランスに行ってまいりました(笑)

美術も歴史も、全然知識が無かったので
ちょっと勿体ない感じでした。
少しくらいお勉強して、最低限の知識をつけて見てみたら
また違った見方ができたかもしれないのに…。

でも楽しかったです!
by mamalu (2011-05-19 18:31) 

mamalu

>ぶうさん

いつもありがとうございます♪

そうなんです。添乗員さんもガイドさんも優秀な方ばかりで。
ガイドさんだけじゃなくて、同じツアーに参加された方も、
生活環境も、興味の対象も、全く違って、
知り合うチャンスなんてなかったような方達と
接することができるっていうのも、旅行の楽しみですね。
by mamalu (2011-05-19 18:34) 

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