今回は国際通りに面したホテルに泊まり、車も借りずにすごしました。
なので、ゆいレールを使って移動しました。
ゆいレールに乗ったのは初めてなのですが、
2両編成でコンパクトに見えて、車内は広々。
シートの奥行きが広いのですよ。
窓も大きくて、とっても快適でした。

そのゆいレールの牧志駅を降りると、巨大なシーサー発見!



この子の相棒はどこに居るんだろう?
この子はお口が開いているので向かって右側なので、
左側に居るはずなのですが…発見できず。
修理中とか、もしかして今作っているのかなぁ…。

さて、巨大シーサーさんから歩くこと約10分。
到着したのは『壺屋 やちむん通り』



壺屋というのはこの辺りの住所。
“やちむん”というのは、沖縄の方言で焼物という意味だそうです。

約300年前、琉球王府が、各地の陶工をこの土地に集めたのだそうです。
日用雑貨から王府への献上品まで、様々な焼き物を作っていたそうです。

また、この辺りは奇跡的に太平洋戦争の被害が少なかったので、
焼き物に関する文化財や路地が昔のまま残っています。



こんなステキな路地をテクテク進むと、
これまたステキな門に到着。



門をくぐると…



と~っても素敵な古い古い民家が!

ここは『うちなー茶屋 ぶくぶく』というお茶屋さん。
沖縄伝統の『ぶくぶく茶』を飲ませてくれるのです。

ぶくぶく茶というのはこちら。



ほんとにぶくぶくだ~!

器に並々とサンピン茶が入っていて、
その上に白い泡がこんもりと乗っています。
そ~っと器を持ち上げて、お茶と泡を一緒にすすって飲みます。
これがなかなか難しい…。

この泡は、お米を元に作っているのだそうです。
お米を炒って、なにやら複雑な工程を経て成分を抽出して、
シャカシャカ泡立てて作るのだそうです。

ぶくぶく茶は、お祝いの席に出されていたそうです。
このお茶がお祝いの席に出てきたら、
楽しくて嬉しさ倍増ですね~。

ぶくぶく茶の右にあるのは、沖縄のぜんざいです。
小豆と麦を甘く煮て、白玉が1つ入っています。
小豆と麦は甘すぎずさらっとしていて、とっても美味しかったです。
麦が意外にもモチモチしていて、食感も楽しめました。
奥にあるのは、ちんすこう。
毎朝お店で焼いているのだそうです。
サクサクホロホロしていて美味しかった~。

ぶくぶく茶を堪能した後は、やちむん通りをぷらぷらして、
前から欲しかったこちをGet!



『カラカラ』といいます。
泡盛をいれるお銚子のようなものなのですが、中に玉が入っていて
動かすとカラカラと可愛らしい音がします。

もともとはこんな仕掛けなどなかったのですが、
その昔、ひとりの職人さんが、注ぎ口を付けるときに切り取った部分を
うっかり中に残してしまい、焼き上がったらカラカラと音がしてしまったそうです。
でもそれが面白い、ということになり、それ以来
カラカラと音が鳴るものも作られるようになったそうです。

カラカラはたくさんあったのですが大きなものが多くて…
それでも数少ない1合くらいのサイズの中に
こんなに綺麗なカラカラを発見!
茶色の色味も、黄色と緑色との組み合わせも、まさにワタクシ好み。
お揃いの薬味入れも迷わずGetして参りました。

お気に入りのカラカラをGetしてご機嫌さんで歩いていたら、
「手作りシーサー体験」の文字を発見。
時間もあることだし、せっかくだから体験してみましょう。
お願いしたお店では、赤い粘土と白い粘土を選べるとのことだったので、
お友達は赤、ワタクシは白でお願いしました。

で、格闘すること約1時間。
できました!



…粘土は黒いんですけどね、これを乾燥して焼き上げると、
白くなるのです。
奥にちらっと写っているのが、お友達の赤いシーサーくん。
こちらも、焼き上がるとレンガみたいに赤くなります。

ホントはシーサーを1匹作る粘土の量だったようなのですが、
結構たくさん粘土があったので2匹作ってしまいました。

後ろ姿はこんな感じ



工房で乾燥して焼き上げてくれて、約1ヶ月後に自宅に郵送してくれます。
楽しみだ~。



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