フーちゃんは、2008年の6月頃、いつのまにか我が家の庭にやって来ました。

当時我が家の庭には、先代ワンコの頃から使っていた犬小屋がありまして。
犬小屋といっても、2×3mの囲いの中に大きな金属製のケージを置いていた
豪華庭付き1戸建て。しかも高床式。
家の中と床の高さを揃えて、掃き出し窓から出入りできるようにしていたのです。

その高床式の犬小屋の下に、フーちゃんは母猫に連れられてやってきたようです。

小さくてガリガリで片目のあいていない仔猫。
でも鳴き声は大きくて、そしてとても人懐っこい。
誰かが帰宅すると、急いで足元にすり寄って、大きな声でアピール開始。

ワタクシは昔から猫が大好きで、飼いたくて飼いたくて仕方がなかったのですが
なんと母が猫嫌い。
この時も、『猫は絶対に飼わないからね!』とお達しがでていました。
そうこうしているうちに、鳴き声がだんだん小さくなり、歩き方もヨタヨタしてきました。



ついに見かねた母が、猫缶を買って来て与え始めました。
それでも、一度餌をやってしまったから面倒は見るけど、
避妊手術をして外猫にする、家には入れない、とかたくなに言い張っていました。

でもですね。
実は猫缶を買ってきたときに、
虫除け用の首輪と、ベッドと、トイレと、トイレの砂も同時にご購入。
どうみても飼う気満々なんですけどねぇ…。



7月に入ってから動物病院に連れて行き、猫エイズに感染していることが発覚。
でも白血病や他の感染症にはかかっておらず、多少発育不良で痩せすぎだけれど、まあ健康体。
目は生まれつきひらいていないみたいですね、との診断。
予防接種を受けて、帰って来ました。

8月に入り、2回目の予防接種の直前に、数日姿を見せないなぁ、と思っていたら
なんと大けがをして隣のお庭にうずくまっていました。
大きな猫とケンカをして噛まれたようです。
慌てて病院に連れて行き、手当をしてもらって、そのまま強引に家猫生活開始。
それが2008年8月5日のことです。

それまで外にもトイレを置いていたけれど、1度も使ったことがありませんでした。
でも家に入れて、ここがトイレだよ、と教えたら1度で覚え、いままで失敗なし。
外に出たがって騒ぐこともなく、家猫の適正アリアリです。



猫嫌いだと言い張っていた母も、すっかりフーちゃんに夢中です。


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