今回の旅行は、完全にフリー(自由行動)な時間が1日半ありました。
その時間を利用して、パリ市内をテクテクと観光してまいりました。

まずは、セーヌ川の中州にあるシテ島。
ここは、パリ発祥の地なのだそうです。

シテ島には、ノートルダム寺院と、サント・シャペルという教会があります。

まずは『ノートルダム寺院《Cathédrale Notre-Dame de Paris》』



こちらもゴシック様式の建築です。

中央の入り口は、最後の審判を表しているそうです。


(ちょっと明るすぎたので若干補正)

中央上部がキリストだそうです。


そして、上の方にはシメールと呼ばれる聖獣さん。



威嚇しながら聖堂を守っているそうです。


そしてこちらのノートルダム寺院も、ステンドグラスが素晴らしい!

南側の薔薇窓。



薔薇窓の中心部分はこんな感じ。



薔薇窓の下の人々はこんな感じ。



…3枚の写真を無理やりくっつけてみました…・。


ところで、『ノートルダム』と名前の付く寺院や聖堂があちらこちらにありますが、
これは聖母マリアに捧げられた教会のことなんだそうです。
『ノートルダム』(Notre-Dame, 英語ではOur Lady)は、
フランス語で『私の貴婦人』という意味で、聖母マリアを指すのだそうです。


そして、ノートルダム寺院からトコトコ歩くこと5分。
こちらにあるのは『サント・シャペル教会《Sainte chapelle》』



こちらもゴシック様式の建物です。


地上階は市民のための礼拝堂。




上階は、王族や貴族のための礼拝堂だそうです。
細い階段を上って礼拝堂に入ると…



なんだかスゴイです。

正面だけでなく、右も左も一面ステンドグラス。




もともとステンドグラスというのは、文字が読めない人のために
キリストの生涯や教えを絵で示したものなのだそうです。
左から右へ、下から上へ、物語が描かれているそうです。

そして振り返ると、



薔薇窓。

今まで見て来たどの教会よりも小さくて、こじんまりとした礼拝堂でしたが
周りをすべてステンドグラスに囲まれていて、どこよりも綺麗で神聖な雰囲気でした。

朝の光が差し込むステンドグラスは、キラキラ輝いて、本当に綺麗でした。




今回見学した、フォンテーヌブロー宮殿やヴェルサイユ宮殿などでは、
入場するときに荷物検査がありました。
といっても、ただカバンの口を開けて見せただけ。
ですが、サント・シャペル教会は、荷物や上着のX線検査がありました。
空港並みの厳重警備。
どうしてだろう…と思ったら、なんとサント・シャペル教会は、
最高裁判所の敷地内にあるのだそうです。

教会から出て、出口はこちら、っていう矢印の通りに歩いて行ったら、
最高裁の正面の門に辿り着きまして、
猛ダッシュで駆け込んで来たスーツの人とすれ違いました。
弁護士さんかな? …遅刻ギリギリだったのかなぁ…#59120;


♪ 写真をクリックすると、少し拡大します ♪

#59041;ランキングに参加しています#59042;
  応援よろしくお願いします!