ワタクシが帰宅すると、アキちゃんは毎日
タカタカと玄関まで走ってきてお出迎えしてくれます。
そのままダイニングに一緒に移動して、ワタクシが座ると、
アキちゃんもワタクシにピッタリくっついてゴロンと。

密着したまま自分で毛繕いなどしているのですが、
ときどきチラッチラッとワタクシを見上げます。
どうやら構ってほしい様子。
なので、頭を撫でたり、お腹をマッサージしたり、お尻をトントンしたり…
しているうちに、ワタクシの腕をガシッとつかんで


『ガブガブガブ～！！』

ふっ。
ついに撮ったぞ、この悪い顔。

いつもいつも、カメラ（携帯）を構えると、さっとガブガブをやめて
おすまし顔になるのです。
ついにアキちゃんの悪～いお顔、撮ったぞ～。

ところでアキちゃん、おねーちゃんいいかげんお手々が痛いんだけど。


『ボク痛くないも～ん…あ…お写真撮ったの！？』

バッチリ撮りましたよ～。
アキちゃんの悪～いお顔、みんなに見せちゃうからね～。


『…ボ、ボクいい子だもん。だから見せたらだめ～！』
ふっふっふ。
もう見せちゃった～。


ガブガブも痛いんですけどね、
実はケリケリがかなり痛いのです。
こまめに爪切りしてるのになぁ。


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