シュノンソー城からパリにもどり、翌日はパリから南東方向にバスで2時間。
本日は、セーヌ・エ・マヌル県にある
『フォンテーヌブロー宮殿《Palais de Fontainebleau》』の観光です。

ここは、フランスでもっとも大きい宮殿なのだそうです。

うん、広い。
PENTAX k-rちゃんのズームレンズはあまり広角に撮れないので、
OLYMPUS μ-9000ちゃんでパチリ。



困った時のコンデジ頼み。頼りになるなぁ…。
でもこれでも実は収まっていないのです。広かった。

こちらは建物の入り口側です。

建物の向こう側には広~い中庭があり
宮殿は中庭を取り囲むように建っています。
残念ながら中庭に出ることはできませんでしたが…。

昨日のシュノンソー城は、王のお客様をもてなすのに使ったり、
遊びに行ったときにちょっと立ち寄って休憩するような、
本宅ではなく別荘とか別館のようなものだったらしいです。
アンリⅡ世はお妾さんにプレゼントしちゃいましたしね。
でもこちらは宮殿ですから、本宅です。王のお住まいです。

フランソワⅠ世の、サラマンダーの紋章もありました。




宮殿の中には礼拝堂もありました。
礼拝堂は吹き抜けになっていて、
王や王妃は、2階のバルコニーから礼拝していたそうです。

バルコニーから礼拝堂を見るとこんな感じ。



モンサンミッシェルでは王族より修道士が上でしたが、
ここでは司教より王族が上ですね。
宮殿ですから、あたりまえか。

フォンテーヌブロー宮殿は、とっても豪華絢爛。



至るところにレリーフや絵画や美術品が置かれています。





大きくて綺麗な陶器もありました。



こちらは、木製のチェストのようなものに、金で装飾されています。



そしてこちらは、上の写真と対になっているそうで、
上の写真の金の装飾の、くりぬいた部分が貼られているのだそうです。




こんな可愛らしい絵もありました。



赤ちゃんがイルカに乗っています。

この絵はルイ14世と王妃の間に生まれた長男で、唯一成人した子供です。
王太子のことをドーファン(Dauphin=イルカ)というのだそうです。
結局彼は即位することなく亡くなったそうですが。


そしてそして、ここにもありました。
『H』と『C』と『D』の紋章。



天井にしっかり刻まれていました。
アンリⅡ世が子供の頃から宮殿に出入りしていた方とはいえ、
これじゃあ本妻のカトリーヌもいい気分はしませんねぇ…。


フランス革命の後、フォンテーヌブロー宮殿はナポレオンが使っていたそうです。
これがナポレオンのイス。



蜂はナポレオン、薔薇は妃のジョゼフィーヌのシンボルだそうです。


宮殿の外にでてみると、大きな池がありました。
池にはこのご家族。



こんな間近で白鳥を見たのは初めてですが…
白鳥って、大きいんですね。


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