毎週土曜日の午後は、Hulaのお稽古なのです。



ハワイには、西洋人が入植するずっとずっと前からネイティブハワイアンが暮らしていて
その頃からHulaは存在していたと言われています。
少なくとも西洋人が入植した時には、すでにダンスとして確立されていました。
西洋人の入植後しばらく経って、キリスト教の宣教師達にHulaをはじめとする
ハワイの伝統的な文化が禁止されてしまいますが、
カラカウア王によってHulaが復活するまでの長~い間、
一部のハワイアンの間で、密かに伝えられていたのです。
これを古典Hulaとよんでいます。

その後、アメリカに占領されてからは、Hulaは観光の目玉としてショーアップされ、
派手な衣装を着てハワイアンミュージックに合わせて踊るものになりました。
これを、日本では『古典』に対して『現代フラ』とよんでいます。



ワタクシがお世話になっているHalau(ハラウ:Hulaの教室)では、
古典Hulaを教えてくださいます。
ひとつひとつの言葉や曲の意味を理解して、ダンス正確に覚えて動かなくてはいけません。
結構大変…でも、とっても楽しいです。



今のHalau(ハラウ:Hulaの教室)には、2007年の2月からお世話になっています。

実はその前に4~5年ほど、別のところで現代フラを習っていました。
最初は楽しかったのですが、曲の意味も背景も教えてもらうことはなく、
調べるヒマも無いくらいに次から次へと曲を詰め込んでいました。
毎年1回、発表会があったのですが、12~3曲踊らされることもあり、
発表会の記憶と言えば、舞台裏で走りながら着替えたことくらい。
いったい何を習っているのか分からなくなってしまいました。



そこを辞めて半年くらいの間、
以前一緒に習っていた人たちと細々と練習をしていたのですが、
ホテルのロビーやお店で踊らせてもらうようになり、いつしかそれがメインになり…。
もちろん報酬は頂いていませんでしたが、
踊らせてくれていた側にとっては営業時間の一部です。
きちんと習って十分練習をしている訳でもないのに、
営業の一環として見られてしまうようなことをすることに疑問があったのと、
もともとそういうショー的な物が好きではなかったこともあって、
踊ること自体が苦痛になりかけていました。



でもHulaは嫌いではなかったし、古典Hulaに興味はある…
そんなときに、Hulaの雑誌で今のHalau(ハラウ:Hulaの教室)を発見!
ダメモトで連絡して、見学させていただいて…即決。
その日のうちに、入れていただくことになりました。

あれからまる4年。
のんびり、ゆっくり、楽しく学んでいます。
…ゆっくりっていうより…学ぶことが多すぎてちっとも進んでない、
というのが正解ですが。でも楽しい。
このHalau(ハラウ:Hulaの教室)に出会えて本当に良かった#59119;



ただ、唯一、今のHalauに物足りないことがあるとしたら…人数。
メンバーは、先生と先輩2名、ワタクシ、去年入ってくれた方1名の5名。
ちと淋しい。
年に1回、ハワイの先生に来ていただくのですが、それでも6名。
やっぱり淋しい。

…だったのですが、なんとこの4月から、新たに2名、入ってくれました!!
2名の差は大きいです。急ににぎやかになった感じです。
これからますます楽しみです!

文章の途中に脈絡なく挿入した写真は、ワタクシ達が使っている衣装。
全部手作りです。
あ、紫のブラウスだけはプロにお願いしました。
そして最後のゴチャゴチャは、毎週お稽古に持って行っているお道具達。
結構重い。


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