2010年1月末に行ってきた、カンボジアはシェムリアップ、
アンコールワットの旅行日記です。


2010年1月25日 P.M.

昼食後、Angkor National Museumに行ってきました。
ここには、アンコール遺跡群から発掘された仏像や彫刻などが、
「クメール文明」「クメールの偉大な王」「宗教と信仰」
「アンコール・ワット」「アンコール・トム」「古代クメール人の装束や装飾品」
などのテーマごとに分けて展示されています。
日本語の音声ガイドがあるので、内容もバッチリ理解できます。
1時間半ほどかけてじっくり鑑賞してきました。


そして、いよいよアンコール・ワット(Angkor Wat)へ!


美しい…!

アンコールは「都」、ワットは「寺院」という意味なのだそうです。
つまり、寺院の都。
12世紀の前半、スールヤヴァルマン二世という王様が造った、
ヒンドゥー教の寺院であり、都のシンボル的な存在だったそうです。

ヒンドゥー教三大神(シヴァ神、ヴィシュヌ神、ブラフマー神)のなかの、
とくにヴィシュヌ神を祀っているそうです。

第一回廊の壁は、上から下までレリーフが刻まれています。



長~い回廊の壁一面、こんな感じで刻まれています。

よく見ると3層に分かれていて、
一番上は天国、真ん中は現世、一番下は地獄を表しています。


こんなところに閻魔様。


第一回廊の内側にある建物の壁には、たくさんの女神の像が刻まれています。



600とも800ともいわれている女神の像は、ひとつとして同じものが無いそうです。
表情やポーズ、衣装、アクセサリーなど、どこかが必ず違っているそうです。

この女神の衣装は、インドの影響を強く受けているのだとか。
言われてみれば、ネックレスやブレスレットなど、インドっぽいかも。

そんな女神の中でも特に人気なのが、このお方。



人気の秘密は


この笑顔。

歯を見せて笑っているのはこの1体だけだそうです。


建物内部の壁や天井には、一部色が残っているところがありました。


昔は漆で彩られていたのだそうです。

この後も様々な彫刻やレリーフ、それにまつわる物語を教えてもらい、
王様のお風呂だったところ、僧侶の住まいだったところ、
塔の頂上などなど…あっという間に3時間ほどが過ぎてしまいました。

とにかくアンコール・ワットは、壮大で繊細な建物でした。


そうそう、第二回廊の内側を通って塔に向かっているとき、
ガイドさんが急に立ち止まり、ここに立って左手を上げて、と。
特に変わったレリーフや彫刻があるわけでもない、通路の隅っこです。

訳がわからないまま、言われたとおり手を上げてみたら…


塔をなでなでさせてくれました。


そして翌朝。

頑張って早起きして、5時50分にホテルのロビーに集合。
向かった先は、またもアンコール・ワット。

アンコール・ワットのサンライズです。







幻想的でとても綺麗でした。

春分の日と秋分の日は、中央塔の真後ろから太陽が昇るのだそうです。
アンコール・ワット自体が光り輝いて見えるのでしょうね。
綺麗だろうな~。

そんなこんなで、2日目に突入です。

2日目の午前中は、アンコール・トム。
シェムリアップの遺跡巡り、折り返し地点に到達です!



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