長々と続けてまいりました、旅の思い出日記。
ようやく最後です!
ワタクシに代わってフーちゃんからご挨拶を。
《写真にカーソルをのせると、写真が変わります。 …多分。》
ご、ごめんなさいね…。
#58978; #58978; #58978;
2010年1月末に行ってきた、カンボジアはシェムリアップ、
アンコールワットの旅行日記です。
2010年1月26日 P.M.
アンコール・トムの東側から北側に回り、到着したのはニャック・ポアン(Neak Pean)。
12世紀末頃、ジャヤヴァルマン七世が造った、仏教寺院です。
ここは当時、病をいやす場所、今の病院のようなところだったそうです。
この寺院は四角い池の中に建てられていて、その池の東西南北に一つずつ、
四角い池が造られています。
全体の形は、十字型になっています。赤十字の十字と同じ形です。
こんな昔から、病院といえば十字のマークだったんでしょうか…。
クメール王国の人々は、人の体は、水・風・火・土の
4つの要素に影響されると考えていたのだそうです。
東西南北4つの方角は、北⇒水、東⇒風、南⇒火、西⇒土を表していて、
その方角の池には、それぞれを象徴する顔が造られています。
いま残っているのは、この2つ。
北の「象」。ぶれちゃった…。
東の「人」。
この顔の裏から僧侶が聖水を流し、
象や人の口から流れ出るようになっていました。
その水を飲むと、悪いところが治る、と信じられていたそうです。
そして最後に訪れたのが、プリア・カン(Preah Khan)。
「聖なる剣」という意味があるそうです。
ここも、ジャヤヴァルマン七世が建てたものです。
チャンパ軍との戦いに勝ったことを記念して造り、
ジャヤヴァルマン七世の父親の菩提寺でもあるそうです。
なんだかすごいことになってます。
後ろもこんな。
ちょっと進むと、ガルーダがナーガを踏んでいる像がありました。
建物の中には踊り子のテラスと呼ばれる場所があり、
その壁のレリーフがこちら。
13人のアプサラダンサー。
ここは、当時本当にダンサーが舞を披露する場所だったそうです。
アプサラダンサーのレリーフの上には、仏像が彫られていたそうです。
でもジャヤヴァルマン七世の没後、
宗教戦争がおこり、ヒンドゥー教徒によって削り取られたのだとか。
もったいない…。
ここプリア・カンでもっとも特徴的な建物がこちら。
ギリシャの神殿のような丸い柱で、2階建。
図書館だったそうです。
他の遺跡とはかなり雰囲気の違う建物でした。
これで遺跡巡りはようやく終了。
長々とお付き合いくださりありがとうございました。
短かったけれど、濃厚な2日間でした。
見に行けなかった遺跡がまだたくさんあるし、
今回見たところも、もっとじっくり見たいし…
カンボジア、またいつか絶対に行きます!
♪ 写真をクリックすると、少し拡大します ♪
#59041;ランキングに参加しています#59042;
応援よろしくお願いします!
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アンコールワットの旅行日記です。
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アンコール・トムの東側から北側に回り、到着したのはニャック・ポアン(Neak Pean)。
12世紀末頃、ジャヤヴァルマン七世が造った、仏教寺院です。
ここは当時、病をいやす場所、今の病院のようなところだったそうです。
この寺院は四角い池の中に建てられていて、その池の東西南北に一つずつ、
四角い池が造られています。
全体の形は、十字型になっています。赤十字の十字と同じ形です。
こんな昔から、病院といえば十字のマークだったんでしょうか…。
クメール王国の人々は、人の体は、水・風・火・土の
4つの要素に影響されると考えていたのだそうです。
東西南北4つの方角は、北⇒水、東⇒風、南⇒火、西⇒土を表していて、
その方角の池には、それぞれを象徴する顔が造られています。
いま残っているのは、この2つ。
北の「象」。ぶれちゃった…。
東の「人」。
この顔の裏から僧侶が聖水を流し、
象や人の口から流れ出るようになっていました。
その水を飲むと、悪いところが治る、と信じられていたそうです。
そして最後に訪れたのが、プリア・カン(Preah Khan)。
「聖なる剣」という意味があるそうです。
ここも、ジャヤヴァルマン七世が建てたものです。
チャンパ軍との戦いに勝ったことを記念して造り、
ジャヤヴァルマン七世の父親の菩提寺でもあるそうです。
なんだかすごいことになってます。
後ろもこんな。
ちょっと進むと、ガルーダがナーガを踏んでいる像がありました。
建物の中には踊り子のテラスと呼ばれる場所があり、
その壁のレリーフがこちら。
13人のアプサラダンサー。
ここは、当時本当にダンサーが舞を披露する場所だったそうです。
アプサラダンサーのレリーフの上には、仏像が彫られていたそうです。
でもジャヤヴァルマン七世の没後、
宗教戦争がおこり、ヒンドゥー教徒によって削り取られたのだとか。
もったいない…。
ここプリア・カンでもっとも特徴的な建物がこちら。
ギリシャの神殿のような丸い柱で、2階建。
図書館だったそうです。
他の遺跡とはかなり雰囲気の違う建物でした。
これで遺跡巡りはようやく終了。
長々とお付き合いくださりありがとうございました。
短かったけれど、濃厚な2日間でした。
見に行けなかった遺跡がまだたくさんあるし、
今回見たところも、もっとじっくり見たいし…
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