鬼は外、福は内で浮かれていた節分から1週間ほどたったころ、
フーちゃんが体調を崩してしまいました。


『もう元気だよ~。』

どうやら風邪をひいてしまったようです。
もともと鼻炎持ちでお口にもトラブルがあるフーちゃん。
匂いが全然分からなくなったうえに、お口も痛くなってしまったようです。
なので全然ゴハンを食べてくれず、お水も飲んでくれず…。

元気はあるのです。
アキちゃんとちょいちょい追いかけっこをして走り回るくらい。
でもゴハンを食べてくれないので、痩せてしまって…。
抱っこしたらフワフワ軽いのです。
ぽっちゃりさんだったハズのフーちゃんが、なんだか骨っぽいのです。
このまま痩せ続けて体力が落ちてしまったら大変です。


『ぽっちゃり…?失礼な!』

慌てて病院に駆け込んで、ひとまず抗生剤と抗炎症剤を注射してもらい、
抗ヒスタミン剤を飲ませてもらいました。
いまどきの抗生剤はスゴイですね。
1回注射すると2週間効き目が持続するそうです。なんて便利。

でも注射の当日もゴハンを全然食べてくれなかったので、
翌日も病院に連れて行き、栄養と水分補給の点滴を受けて、抗ヒスタミン剤を追加投与。
あ、抗ヒスタミン剤って、食欲を増進する効果が期待できるのだそうです。
…おねーちゃんはうっかり飲んじゃいけない薬だな…。


『背中がポヨンってなったの。おかーさんがヒトコブラクダって言った…。』

お薬が効いてきたのか、栄養&水分補給がよかったのか、それとも
食べずにいたらまた病院に連れて行かれる!と思ったのかは分かりませんが、
この日の夕方は、柔らかくしたゴハンやペースト状のおやつなどを少しずつ食べてくれました。
翌日からは、大好きなヨーグルトを催促して完食!いつものカリカリも自分で食べてくれています。
ゴハンの量はちょっと少なめですが、体重の減少は止まってくれました。

病院に駆け込んでから1週間後、経過を診てもらいにまた病院へ。
食事は摂れるようになっていましたが、クシャミとハナミズが止まらなかったのです。
抗生剤は注射がまだ効いているので、抗炎症剤を処方してもらいました。
毎日朝晩お薬を飲んで、ようやくクシャミとハナミズがおさまってきました。
はぁぁぁぁ、2週間、長かった…。

と油断したら、ワタクシが風邪をひき、おかーさんにうつし、飼い主達が絶賛ゴホゴホ中。
でもフーちゃんが回復してくれたからOKです。


おまけの写真1

どうしても食べてくれない時のために、
強制給餌用のシリンジを買い込んでしまいました。
使わずに済んでよかった~。




おまけの写真2


『ボクはねー、元気なの~!』